ワックス脱毛と脱毛クリームの特徴と痛みの違い

お店に通う手間の軽減と費用を抑える目的で、自宅でセルフ脱毛を選択する人も少なくありません。セルフの中でも比較的手頃な方法として愛用者が多いのがブラジリアンワックス脱毛ですが、いくつか注意すべき点があります。

その一つが痛みです。ブラジリアンワックスは、文字通りワックスで塗り固めたムダ毛を取り除く脱毛になります。粘着力の高いガムテープで強引に引きはがすのとほぼ変わりはないため、部位によっては痛みを感じることも多いのが実情です。

ブラジリアンワックスの使用は痛みだけでなく、肌トラブルを起こしやすいというデメリットもあります。ワックスを直接塗り込んで引きはがすという行為によって、赤みや湿疹ができるケースも珍しくありません。市販の電気シェーバーなどで脱毛をした時に肌トラブルを経験している人はブラジリアンワックスでも出る可能性は高いと言われています。

そのほか、体毛がある程度の長さまで伸びていないと十分な効果を発揮できないという点もデメリットの一つです。

脱毛で痛みを感じたくない、刺激に敏感で肌トラブルを起こしやすいという人は脱毛クリームという選択があります。一見するとワックスと変わりがないようにも感じられますが、肌への刺激が少ないのが特徴です。低刺激と表示されている商品を選べば、敏感肌の人でも安心して使うことができます。

ただし、低刺激と言えどもニキビなどすでに肌トラブルが起きている所に使用すると症状が悪化することもあるため、注意が必要です。女性はホルモンバランスの乱れで敏感に反応してしまう生理期間中は使用を避けましょう。

市販されているクリームを選ぶ時は配合成分や肌への影響はもちろん、使用できる範囲も大事なポイントです。商品の中には腕や足など皮膚が厚い部分だけに対応しているものもあります。範囲が限定されてしまうと体全体の脱毛ができずに、別途商品を購入することになりかねません。

多少値段が高くなっても、全身対応のクリームを選ぶ方がトータルの出費は抑えられます。