タトゥーが入っていても脱毛は可能なのか

最近では若い世代や都市部の人々において、タトゥーがファッションや個性の表現として受け入れられる傾向にあり、美容クリニックにもタトゥーの入っている方が脱毛の相談に来ているという話を聞きます。
一般的にはタトゥーが入っている箇所にレーザーを当てるのはよくないとされていますが実際には「どうしてだめなのか」また、「タトゥーが入っていてもできる脱毛方法はあるのか」についてお話していきたいと思います。

結論、タトゥーが入っている場所には医療脱毛や美容脱毛で使われるレーザーやフラッシュを当てるのは火傷やインク落ちが際立ちせっかく入れたタトゥーが台無しになってしまう恐れがあり基本的には受付ができません。
レーザー脱毛やフラッシュ脱毛はメラニン色素によく反応するので照射されて発生した熱は、レーザーで200℃以上、フラッシュで役70℃まで上昇してしまい色素と共に肌にも火傷の恐れがあります。また、火傷の際にできた傷で色素が失われてインクの変色が見られるとされているので、タトゥーが入っていない部分の脱毛は可能ですが広範囲に渡ってタトゥーが入っている場合には別の方法で処理しなければならないです。

タトゥーが入っていても可能な脱毛方法はニードル脱毛・ブラジリアンワックス脱毛です。
こちらの脱毛は熱を使わない脱毛方法で肌タトゥーの箇所にも使用でき、なおかつ永久脱毛というタトゥーが入っている方でも永久脱毛が受けられる脱毛方法です。
毛穴にニードルを入れて電流を流して毛の再生をする役目の毛乳頭や、発毛指令を送っているバルジ領域にダメージを与えて永久に生えないようにしていくものです。効果は感じられますが、作業にも時間がかかり終了までに時間もかかり、料金は美容脱毛よりも高価です。
ブラジリアンワックスは永久脱毛ではありませんがセルフでの脱毛も可能で比較的安価でご自宅でも簡単に処理することができるのでおすすめです。

タトゥーが入っていても脱毛は受けられますが通常の脱毛とは違った方法で処理していかなければならないので、料金に差が出てきてメリット・デメリットが大きく分かれてきますがせっかく入れたタトゥー見せられるようにしっかりとケアは行っていきましょう。